主宰の母校で、毎年行われる芸術鑑賞会に今回、声をかけて頂き、無事に上演を終えました。
演目は、昨年、本公演として東京で上演した「スタッフ・ロール」。
多少、台本を修正・加筆し、配役も少し変えて臨みました。
「スタッフ・ロール」は、次々に発生するアクシデントと闘い、乗り越えていく連ドラの裏側を描いたものですが、実は、今回の公演も、直前にいくつかアクシデントが発生し、もしかしたら上演出来ないかもという危機がありました。まさに、クロガー版、スタッフ・ロールの状況だったのですが、作品同様、劇団員はもちろん、舞台を愛する人たちの協力により、無事に上演できました。
力を貸して下さった方々に心より感謝申し上げると共に、仲間がいるということの心強さを改めて知った公演でもありました。
そして、本当に楽しんでくれた後輩たちに「ありがとう!」を何度言っても言い足りないほどの思いでいます。
舞台は、お客様がいて初めて完成するものです。
今回の「スタッフ・ロール」は、後輩たちが一緒に完成させてくれた作品です。
本当にありがとうございました!
「打ち切り!?」
「申し訳ございません!」
打ち切りを撤回しろ! でなきゃ、この子を殺す!
打ち上げの余興の準備を始める面々。
そんななか、黙々と脚本を書き直す脚本家。
脚本家を目指して下積み20年の向田壽賀子さん。
教室に侵入し、演劇部と放送部の後輩たちと。
またいつか会えますように。